


特長
自由な設置場所
J-キャフネットはアンカー基礎構造を採用していることで斜面・法面上にどの位置にも設置が可能です。アンカーの設置には軽量の削岩機や打ち込み機を使用するため、足場の必要はありません。
※J-キャフネット10は 法尻・法肩のみの設置となります。

コンクリート基礎が不要
従来工法は防護柵に基礎として、擁壁やコンクリート基礎など時間のかかる構造物の築造が必要でした。J-キャフネットはアンカー基礎構造となっているため、コンクリート基礎が不要で掘削や型枠組立がないため作業時間の短縮化ができます。

環境への影響が少ない
ポケット式落石防護網や覆式落石防護網等の工法に比較して、伐採や地山整形等の作業が少ないため、現況の自然状態を残すことが可能で、環境への影響を低減することができます。

軽量な構成部材
J-キャフネットで使用される部材は軽量であり、機械を使用せず人力で運搬設置が可能です。狭小な場所や車両が進入できない場所への施工も容易です。

高エネルギー吸収が可能
(J-キャフネット100)
J-キャフネット100では緩衝金具装置を設置することにより100kJまでの落石エネルギーに対応することが可能です。

高強度化と省人化を実現
(J-キャフネット10)
一般的なフェンスの部材を強化することにより落石対策が可能となりました。また、従来型落石防護柵よりコストを抑え、コンクリート基礎が不要のため省人化が図れます。

構造・仕様
合理的なエネルギー吸収機構
金網・ワイヤロープ・支柱・アンカーを構成部材としており、発生した落石が持つエネルギーを金網及びワイヤロープ・支柱の変位で吸収し捕捉します。対象落石エネルギーに合わせて~100kJ、~50kJ、~10kJの3タイプから選択が可能です。
・100kJタイプは、緩衝金具を設置することでより大きなエネルギーを吸収することが可能です。
・50kJタイプは、部材点数が少なく緩衝金具なしで設置が可能です。
・10kJタイプは、変形しやすい支柱基礎部をモルタル充填することで強度を確保しています。

適用指針
評定・設計施工規準・マニュアル
- 落石対策便覧…(社)日本道路協会
基本構造
タイプ別サイズ一覧
| タイプ | エネルギー帯 | 支柱サイズ | 金網サイズ |
|---|---|---|---|
| J-キャフネット100 | ~100kJ | H-100×100 ×6×8 | Φ3.2×50mm目 「硬鋼線材」 |
| J-キャフネット50 | ~50kJ | H-100×100 ×6×8 | Φ3.2×50mm目 「軟鋼線材」 |
| J-キャフネット10 | ~10kJ | Φ60.5×3.2 | Φ3.2×46×46 |
タイプ別適用範囲
捕捉対象となる落石の径・重量および落下高さより、最適なタイプをご検討いただけます。
| 落石径(m) | 0.3m | 0.4m | 0.5m | 0.6m | 0.7m | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 落石重量(kN) | 0.37kN | 0.88kN | 1.71kN | 2.95kN | 4.67kN | |
| 落石高 | 5.0m | 1.32 | 3.15 | 6.11 | 10.55 | 16.7 |
| 10.0m | 2.65 | 6.29 | 12.23 | 21.09 | 33.39 | |
| 15.0m | 3.97 | 9.44 | 18.34 | 31.64 | 50.09 | |
| 20.0m | 5.29 | 12.58 | 24.45 | 42.19 | 66.78 | |
| 25.0m | 6.61 | 15.73 | 30.57 | 52.73 | 83.48 | |
| 30.0m | 7.94 | 18.88 | 36.68 | 63.28 | 100.17 | |
| 35.0m | 9.26 | 22.02 | 42.79 | 73.82 | 116.87 | |
| 40.0m | 10.58 | 25.17 | 48.91 | 84.37 | 133.56 | |
※色の付いている項目はそれぞれのタイプの適用範囲を示します。
※斜面勾配:45°,等価摩擦係数:0.35の場合。
図面・材料表



設置例





規格
J-キャフネット50・100 規格一覧表
| 部材名 | 規格 | 表面処理 |
|---|---|---|
| ひし形金網 (50kJ) | JIS G 3552[ひし形金網] JIS G 3505[軟鋼線材] | 亜鉛-アルミニウム 合金めっき |
| 高強度ひし形金網 (100kJ) | JIS G 3552[ひし形金網] JIS G 3506[硬鋼線材] | |
| ワイヤロープ | JIS G 3525[ワイヤロープ] | |
| アンカー | JIS G 3112[鉄筋コンクリート用棒鋼]SD345 | 亜鉛めっき |
| 支柱 | JIS G 3101[一般構造用圧延鋼材]SS400 | |
| ベースプレート | JIS G 3101[一般構造用圧延鋼材]SS400 | |
| ターンバックル | JIS G 3445[機械用炭素鋼鋼管]STKM13A JIS G 3475[建築構造用炭素鋼管]STKN400W |
J-キャフネット10 主要部材
| 主要部材名称 | 寸法 | 部材規格 | 表面処理 |
|---|---|---|---|
| 端末・中間支柱 | φ60.5×3.2 | JIS G 3444[一般構造用炭素鋼鋼管]STK400 | 亜鉛めっき |
| 両サイドバー | φ42.7×3.2 | JIS G 3444[一般構造用炭素鋼鋼管]STK400 | |
| J-SSネット | φ3.2×46×46 | JIS G 3552[ひし形金網]準拠 | |
| ワイヤーロープ | 3×7 G/0 φ8 | JIS G 3525[ワイヤーロープ]準拠 | |
| ガイド補強管 | φ101.6×3.2 | JIS G 3444[一般構造用炭素鋼鋼管]STK400 | |
| 自穿孔アンカー | R29 | JIS G 4053[機械構造用合金鋼鋼材 マンガン鋼)相当 または、JI S G4051「S45C」相当 | |
| 結合コイル | φ3.2×50、 φ4.0×70 | JIS G 3506[硬鋼線材]引張強さ1230N/mm2以上 | |
| 巻付けグリップ | φ8×700 | JIS G 3506[硬鋼線材]引張強さ1370N/mm2以上 | |
| パラソルピンアンカー | φ13×300 | JIS G 3101[一般構造用圧延鋼材]SS400 |
動画
J-キャフネット100 実験動画
J-キャフネット10 実験動画
資料ダウンロード
防災商品一覧
鋼製立体アーチ形スリット
土石流及び流木の捕捉を目的とした鋼製透過型砂防堰堤。
J-スリット堰堤®
土石流および流木の捕捉を目的とした鋼製透過型砂防堰堤。
J-HDスリット®
既設の不透過型砂防堰堤に後付け施工が可能な流木捕捉工。
JDフェンス®
無流水渓流に設置される鋼製透過型土石流・流木捕捉工。山間部の道路脇などに設置されています。
D-スリット
掃流区間に設置される鋼製透過型流木捕捉工。建設技術審査証明(技審証第 0702 号)取得。
鋼製スリットビーム
既設コンクリートスリット堰堤の土砂流出防止工(横棧)。コンクリートスリット堰堤に後付け可能で、土砂の再流出を防ぎます。
JSNウォール®堰堤
流動・転圧タイプの砂防ソイルセメントを活用した鋼製堰堤。
鋼製続枠(Re type)®
軽量で⾼強度な鋼製続枠。従来のフレキシブルな特徴を受け継ぎつつコストを削減。
JSパッケージ®
パネル型のふとん篭工で、従来の篭工の特徴を生かした永久構造物。
応急土石流ガード®
鋼製篭枠と大型土嚢を一体化した応急対策工。短期施工が可能で土砂災害時の応急対策に効果を発揮します。
JFE大型篭枠
簡易鋼製ふとん篭の剛性を高めたパネル型の篭工。従来の篭工の優れた特徴を生かした永久構造物。
JFE篭枠(Mパッケージ)
剛性のある溶接金網を使用した篭工。植生シ-トと併用することで緑化工法として適用が可能。
JM砕石パッケージ
砕石の使用が可能な省力化篭枠工法。
J-ワイド伏工®
高強度金網を用いることで省力化・高耐久を実現した落石予防工。アンカー・クリップ数を大幅削減し、高い経済性を実現。
J-キャフネットシリーズ
斜面上のどこにでも設置が可能で、コンクリート基礎が不要な落石防護工。平成29年改訂の落石対策便覧に準拠。
JSグリップネット
斜面上の浮石・転石の動きを抑制する落石予防工法。国土交通省 新技術情報提供システム(NETIS登録番号:SK-100010-A)取得。
ワイヤネット
岩塊の滑動をアンカーとワイヤロープで抑制する落石予防工。NETIS登録商品(現在は掲載を終了しています)。
JFE落石防護柵
H鋼を支柱とし、ワイヤロ-プ、金網を取り付けたシンプルな落石防護柵。柵の変形により衝突時のエネルギーを吸収します。
JFE落石防護網
誘導・待受け型の落石対策工法。2種類の商品をご用意しております。
津波バリアー
津波漂流物の捕捉を目的とした構造物。
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