中央分離帯用ワイヤロープ式防護柵

対向車線への飛び出しを抑止する中央分離帯用ワイヤロープ式防護柵。
高い衝撃吸収能力を持ったワイヤロープで車両を安全に誘導します。

対向車線への飛び出しを抑止

  • 省スペースでの設置が可能
  • 高い衝撃吸収能力
  • 緊急時における容易なロープ解放
  • Jピカオレンジ反射スペーサーで視線誘導性UP

特長

ラバーポール同等のスペースで設置可能

現在、2車線道路の中央分離帯に一般的に用いられているラバーポールは、車両の突破を防止する機能はありません。しかし、中央分離帯用ワイヤロープ式防護柵は安全性に優れ、また支柱径が細いため省スペースでの設置が可能です。

高い衝撃吸収能力で乗員の安全を確保

車両が衝突した際に中間支柱が変形して倒れ、車両をワイヤロープで受け止め衝撃を緩和し、安全に誘導する構造です。
ワイヤロープ式防護柵は、衝突時の乗員安全性を確保する高い衝撃吸収能力を有しています。

緊急時におけるロープの解放が容易

事故等により車線がふさがれた場合、ワイヤロープを緩めて中間支柱を取り外し、片側交互通行にすることで交通を確保することができます。早期に交通を開放することにより渋滞の緩和、追突事故の抑止等の効果が期待されます。

Jピカオレンジ反射スペーサー

Jピカボルトの再帰反射塗装技術を本防護柵の間隔材に流用。昼間はオレンジ色に、夜間は車両のヘッドライトでオレンジ色に光ることで、視線誘導性の向上に寄与します。

NETIS登録商品 KT-210094-A

構造・仕様

構造

種別支柱間隔(mm)張力(kN)※備考
Am種300020-
Bm種400020-
LD種
(レーンディバイダ)
400015暫定2車線道路専用

※気温:15<t≦20の場合

共同研究・適用指針

共同研究

  • 国立研究開発法人土木研究所寒地土木研究所
  • 鋼製防護柵協会(JFE建材㈱、日鉄神鋼建材㈱、東京製綱㈱)

適用指針

  • ワイヤロープ式防護柵 整備ガイドライン(案)(令和4年9月改訂)

施工手順

ワイヤロープ

Step 1
アスファルトをコア抜きし、エアーストライカーによりスリーブを打込みます。
Step 2
端末支柱、端末金具をアンカーボルトに固定します。
Step 3
端末支柱用間隔材にワイヤロープを通し、端末支柱の溝にストラップと共にセットします。
Step 4
索端金具、ターンバックルを取り付け、ジョーボルトで端末金具に固定します。
Step 5
スリーブに中間支柱を挿入し、スリーブカバーをセットします。
Step 6
ワイヤロープ、間隔材、ストラップをセットし、キャップを取り付けます。
Step 7
ワイヤロープを仮緊張します。
Step 8
余分なワイヤロープをカットし、索端金具を装着、端末金具に固定します。
Step 9
ターンバックルにより張力の調整を行い終了です。

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更新2023/08/29

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