特長
自由な設置場所
J-キャフネットはアンカー基礎構造を採用していることで斜面・法面上にどの位置にも設置が可能です。アンカーの設置には軽量の削岩機や打ち込み機を使用するため、足場の必要はありません。
コンクリート基礎が不要
従来工法は防護柵に基礎として、擁壁やコンクリート基礎など時間のかかる構造物の築造が必要でした。J-キャフネットはアンカー基礎構造となっているため、コンクリート基礎が不要で掘削や型枠組立がないため作業時間の短縮化ができます。
環境への影響が少ない
ポケット式落石防護網や覆式落石防護網等の工法に比較して、伐採や地山整形等の作業が少ないため、現況の自然状態を残すことが可能で、環境への影響を低減することができます。
軽量な構成部材
J-キャフネットで使用される部材は軽量であり、機械を使用せず人力で運搬設置が可能です。狭小な場所や車両が進入できない場所への施工も容易です。
構造・仕様
合理的なエネルギー吸収機構
ネット・ワイヤロープ・支柱・アンカーを構成部材としており、発生した落石が持つエネルギーを金網及びワイヤロープ・支柱の変位で吸収し捕捉します。また、100kJタイプはワイヤロープにエネルギーを吸収する緩衝金具を採用することでより大きなエネルギーを吸収できます。
適用指針
評定・設計施工規準・マニュアル
- 落石対策便覧…(社)日本道路協会
基本構造
概要図
図面・材料表
設置例
規格
規格一覧表
部材名 | 規格 | |
---|---|---|
ひし形金網 | JIS G 3552「ひし形金網」 JIS G 3505「軟鋼線材」 | |
高強度ひし形金網 | JIS G 3552「ひし形金網」 JIS G 3506「硬鋼線材」 | |
ワイヤロープ | JIS G 3525「ワイヤロープ」 | |
アンカー | JIS G 3112「鉄筋コンクリ-ト用棒鋼」SD345 | |
支柱 | JIS G 3101「一般構造用圧延鋼材」SS 400 | |
ベ-スプレ-ト | JIS G 3101「一般構造用圧延鋼材」SS 400 | |
ターンバックル | JIS G 3445「機械用炭素鋼鋼管」STKM13A JIS G 3475「建築構造用炭素鋼管」STKN400W |
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防災商品一覧
J-スリット堰堤®
土石流および流木の捕捉を目的とした鋼製透過型砂防堰堤。
J-HDスリット®
既設の不透過型砂防堰堤に後付け施工が可能な流木捕捉工。
JDフェンス®
無流水渓流に設置される鋼製透過型土石流・流木捕捉工。山間部の道路脇などに設置されています。
D-スリット
掃流区間に設置される鋼製透過型流木捕捉工。建設技術審査証明(技審証第 0702 号)取得。
鋼製スリットビーム
既設コンクリートスリット堰堤の土砂流出防止工(横棧)。コンクリートスリット堰堤に後付け可能で、土砂の再流出を防ぎます。
JSNウォール®堰堤
流動・転圧タイプの砂防ソイルセメントを活用した鋼製堰堤。
鋼製続枠(Re type)®
軽量で⾼強度な鋼製続枠。従来のフレキシブルな特徴を受け継ぎつつコストを削減。
JSパッケージ®
パネル型のふとん篭工で、従来の篭工の特徴を生かした永久構造物。
応急土石流ガード®
鋼製篭枠と大型土嚢を一体化した応急対策工。短期施工が可能で土砂災害時の応急対策に効果を発揮します。
JFE大型篭枠
簡易鋼製ふとん篭の剛性を高めたパネル型の篭工。従来の篭工の優れた特徴を生かした永久構造物。
JFE篭枠(Mパッケージ)
剛性のある溶接金網を使用した篭工。植生シ-トと併用することで緑化工法として適用が可能。
JM砕石パッケージ
砕石の使用が可能な省力化篭枠工法。
J-ワイド伏工®
高強度金網を用いることで省力化・高耐久を実現した落石予防工。アンカー・クリップ数を大幅削減し、高い経済性を実現。
J-キャフネット
斜面上のどこにでも設置が可能で、コンクリート基礎が不要な落石防護工。平成29年改訂の落石対策便覧に準拠。
JSグリップネット
斜面上の浮石・転石の動きを抑制する落石予防工法。国土交通省 新技術情報提供システム(NETIS登録番号:SK-100010-A)取得。
ワイヤネット
岩塊の滑動をアンカーとワイヤロープで抑制する落石予防工。NETIS登録商品(現在は掲載を終了しています)。
JFE落石防護柵
H鋼を支柱とし、ワイヤロ-プ、金網を取り付けたシンプルな落石防護柵。柵の変形により衝突時のエネルギーを吸収します。
JFE落石防護網
誘導・待受け型の落石対策工法。2種類の商品をご用意しております。
津波バリアー
津波漂流物の捕捉を目的とした構造物。
本商品のお問い合わせ先
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