JFE落石防護柵

H鋼を支柱とし、ワイヤロ-プ、金網を取り付けたシンプルな落石防護柵。
柵の変形により衝突時のエネルギーを吸収します。

施工性、経済性に優れたシンプルな落石防護柵

  • 落石の運動エネルギーを合理的に吸収
  • 積雪地帯にも適応
  • 維持補修が容易
  • 状況に合わせた合理的な構造

特長

落石の運動エネルギーを合理的に吸収

落石による運動エネルギーを、ワイヤロープ、金網、支柱の変形エネルギーで吸収する合理的な設計です。想定される落石エネルギーが大きい場合は緩衝装置を用いることで効率的なエネルギー吸収が可能です。

積雪対応

積雪地域では落石柵に雪が降り積もり、金網の上端部が破損する恐れがあります。このような積雪に対応するため、金網の上部に金網の沈降防止を目的とした上限材を設置した積雪対応タイプもご用意しております。

維持補修が容易

シンプルな部材構成のため、破損した落石柵の一部のみを取り換えることが可能です。落石の危険性がある斜面付近の道路際などに設置するため、落石の撤去や定期的なメンテナンスが容易に行えます。

状況に合わせた合理的な構造

JFE落石防護柵は設置する現場の条件によって2種類の対応品があります。従来の構造から端末支柱のサイズアップもしくは支柱サイズをそのままに張力低減装置を付けるといった2種類の方法により、現場毎の状況に合わせて最適な構造を選択することができます。

構造・仕様

施工性、耐荷性に優れたシンプルな構造

支柱・ワイヤロープ・金網の変形により落石エネルギーを吸収します。落石防護柵協会の諸実験に基づき合理的で強固な設計を実現しており、その確かな捕捉性能から全国各地での豊富な施工実績があります。

適用指針

評定・設計施工規準・マニュアル

基本構造

概要図

図面

仕様

◇H29年落石対策便覧準拠
  • SGTDタイプ
    端末支柱サイズアップ
  • SGTタイプ
    張力低減装置付き仕様 :従来の端末支柱サイズで対応可能
    ロープにかかる張力を低減させる部材の付加することで端末支柱の
    サイズダウンが可能です
    端末支柱が軽量のため、山腹・狭隘地、クレーン使用不可の現場の
    設置に適しています
◇2種類の対応品をご用意
  • 張力低減装置付き仕様
    従来の端末支柱サイズで対応可能(SGT)
    (端末支柱が軽量のため、山腹・狭隘地、クレーン使用不可の現場の設置に適しています。)
  • 端末支柱サイズUP(SGTD)

実物実験によって張力低減装置付きの安全性を確認しました!!

張力低減装置付き落石防護柵の実験

規格

規格一覧表

部材名規格
ひし形金網JIS G 3552「ひし形金網」
支柱JIS G 3101「一般構造用圧延鋼材」SS400
ステーJIS G 3101「一般構造用圧延鋼材」SS400
間隔保持材JIS G 3101「一般構造用圧延鋼材」SS400
ワイヤロープJIS G 3506「硬鋼線材」
索端金具JIS G 3101 「一般構造用圧延鋼材」(SS490)
張 線JIS G 3547 「亜鉛めっき鉄線」

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更新2003/03/15

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更新2009/11/08

カタログ

防災商品一覧

J-スリット堰堤®

土石流および流木の捕捉を目的とした鋼製透過型砂防堰堤。

J-HDスリット®

既設の不透過型砂防堰堤に後付け施工が可能な流木捕捉工。

JDフェンス®

無流水渓流に設置される鋼製透過型土石流・流木捕捉工。山間部の道路脇などに設置されています。

D-スリット

掃流区間に設置される鋼製透過型流木捕捉工。建設技術審査証明(技審証第 0702 号)取得。

鋼製スリットビーム

既設コンクリートスリット堰堤の土砂流出防止工(横棧)。コンクリートスリット堰堤に後付け可能で、土砂の再流出を防ぎます。

JSNウォール®堰堤

流動・転圧タイプの砂防ソイルセメントを活用した鋼製堰堤。

鋼製続枠(Re type)®

軽量で⾼強度な鋼製続枠。従来のフレキシブルな特徴を受け継ぎつつコストを削減。

JSパッケージ®

パネル型のふとん篭工で、従来の篭工の特徴を生かした永久構造物。

応急土石流ガード®

鋼製篭枠と大型土嚢を一体化した応急対策工。短期施工が可能で土砂災害時の応急対策に効果を発揮します。

JFE大型篭枠

簡易鋼製ふとん篭の剛性を高めたパネル型の篭工。従来の篭工の優れた特徴を生かした永久構造物。

JFE篭枠(Mパッケージ)

剛性のある溶接金網を使用した篭工。植生シ-トと併用することで緑化工法として適用が可能。

JM砕石パッケージ

砕石の使用が可能な省力化篭枠工法。

J-ワイド伏工®

高強度金網を用いることで省力化・高耐久を実現した落石予防工。アンカー・クリップ数を大幅削減し、高い経済性を実現。

J-キャフネット

斜面上のどこにでも設置が可能で、コンクリート基礎が不要な落石防護工。平成29年改訂の落石対策便覧に準拠。

JSグリップネット

斜面上の浮石・転石の動きを抑制する落石予防工法。国土交通省 新技術情報提供システム(NETIS登録番号:SK-100010-A)取得。

ワイヤネット

岩塊の滑動をアンカーとワイヤロープで抑制する落石予防工。NETIS登録商品(現在は掲載を終了しています)。

JFE落石防護柵

H鋼を支柱とし、ワイヤロ-プ、金網を取り付けたシンプルな落石防護柵。柵の変形により衝突時のエネルギーを吸収します。

JFE落石防護網

誘導・待受け型の落石対策工法。2種類の商品をご用意しております。

津波バリアー

津波漂流物の捕捉を目的とした構造物。

本商品のお問い合わせ先

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