足元の当社を取り巻く環境は、インフラ更新や国土強靭化への取り組みで底堅い需要が見込まれるものの、少子高齢化の進展、建設労働者不足、人件費等の諸物価上昇により建設需要が落ち込んでおります。

中長期的には、政治・地政学リスクによる世界経済の不透明化、自動化・AI技術の進化による産業構造・競争環境の変化、自然災害の甚大化、インフラ老朽更新の本格化、カーボンニュートラル等により、事業環境は大きく変化していくことが想定されます。

このような状況認識の中、当社は目の前に立ちはだかる社会課題の解決に向けて、10年先を見据え、計画的かつ適切な経営資源を投入し、業界No.1の商品力の実現とパーパスを軸としたJFE建材ブランドの浸透により、売上規模の拡大とROS10%の収益を確保できる体制を目指します。