アーバンリング施工例

アーバンライナー^®︎工法

アーバンライナーは、アーバンリングの特徴をそのままに、“より早く、より安価”をコンセプトとしたＲＣ構造の商品です。
一つの型枠でφ4ｍ～φ8ｍ（6分割）のリング製作を可能とすることにより、製作期間を圧倒的に短縮すると共に、経済性向上も志向した分割組立型土留壁です。

圧倒的短納期

• 可変型枠を使用するため、工場での製作納期が短い。
• 急速施工のアーバンリングと同じ施工方法を採用。
• リング間継手にワンパス継手を使用し、さらに施工が簡単で早く安全な工事を実現。
• 本体構造で二次覆工が不要である。

高い精度

• 工場製品のRC構造による良好な寸法精度である。
• 姿勢制御システムを用いた圧入技術による高い沈設精度である。

内径 （mm）	外径（mm）		桁高 （mm）	幅 （mm）	重量 （t/Ring）	目安深度 （m）
	dummy	DH						DV
4,000	4,700	4,700	350	1,250	12.5	60
4,500	5,200	5,277			16.9	55
5,000	5,700	5,855			18.8	50
5,500	6,200	6,432			20.5	45
6,000	6,700	7,009			22.5	40
6,500	7,200	7,587			24.2	35
7,000	7,700	8,164			26.0	30
7,500	8,200	8,741			28.0	25
8,000	8,700	9,319			29.8	15

アーバンファンデーション^®︎工法

狭隘地や上空制限に対応でき周辺にも影響を与えないアーバンリング工法を、基礎構造に応用する新しい剛性基礎構造の工法です。
合理的な構造により性能を確保し都市部で制約の多い用地や工期に優位性のある基礎構造を実現しました。

合成構造

• 仮設鋼製壁のアーバンリングをRC基礎の帯筋としても利用する。
• 帯筋不要のため朱金一を拡径することがかのうとなり高剛性につながる。
• 帯筋背筋作業が不要になり、基礎の小径化や工期短縮が可能となる。
  
  
  

高剛性の実現

• アンカーボルトや主桁の仕様は、要求させる帯筋の性能を考慮して設計する。
• コンクリート充填によって高剛性となるBOX構造継手を採用する。
• 従来工法以上の性能を確保していることを試験により確認済み。
• I型の縦リブ、空気孔、シール溝などコンクリート充填に適した構造とする。

省力化で工期短縮

• 帯筋不要とすることで背筋作業の省力化が可能で鉄筋量も削減。
• 過密背筋の抑制により、工期短縮と事故防止につながる。
  
  
  
  
  

アーバンウォール^®︎工法

アーバンリングが有する特長を生かしつつ、直径30ｍ超の大口径、大深度（深さ100m級）立坑を
コンパクトかつ急速に施工することができる、合成構造の分割組立型土留壁です。

大口径を実現

• 合成壁の構造を採用することで、一般的なアーバンリング工法と比較して約2倍となる大口径を実現。
• 構成ピースは品質の安定した専門工場で製作し、現場に搬入・組立後にコンクリートを打設する。

大深度に対応

• 底スラブ部の側壁厚さを階段的に変化させることにより、フープテンションの発生を抑える構造としている。
• 刃口部の土砂は刃先部の鋭角な形状に沿って土砂が掘削されるため、クラムシェルにより排土可能。

直線部材にも適応可能

• 直線部分でも十分な強度があり、円形だけでなく小判型など目的・現場に応じた施工が可能。